2009年10月の記事

水俣病は終わっていない

水俣病を知っていますか?

メチル水銀によって汚染された不知火海沿岸地域の魚介類を日常的に摂取することで発症する、中毒性の中枢神経疾患。

症状は手足の震え・しびれ・言語障害・歩行障害・視野狭窄・難聴などですが、重篤な場合には狂騒状態や意識不明になって死亡することから、はじめは「奇病」といわれ水俣病そのものへの社会的な偏見にもつながりました。

また、女性では水銀の影響で流産・死産する人が多く、身体的な障害だけでなく心にも深い傷を負っていることは、あまり知られていないところです。

就職説明会のお知らせ

病院見学看護部就職説明会のお知らせですlovely

2010年2月27日(土)13:00~

     3月27日(土)13:00~

※詳細はコチラ→2010.pdfをダウンロード

また、お申し込み・お問い合わせ、「資料送ってください」などは↓↓↓までお気軽にどうぞ。

東京勤労者医療会 看護学生室(志田・伊藤)

       tel : 04-7158-9239

e-mail : tk_kangogakusei@tokyo-kinikai

         

「殺菌」ボランティア!!

秋も深まってまいりました。

代々木病院前のいちょう並木にも、もうすぐ黄色のじゅうたんが敷き詰められることでしょう・・・すてき!!

さて、毎月第2土曜に高校生のみなさんには病棟ボランティアをお願いしています。

10月のボランティアでは、「感染予防」について30分程度のミニ講座を持ちました。

病院は病気の人が集まるところ。

元気な私たちにはなんでもない菌が、弱って抵抗力の落ちている患者さんの体には、強い影響力をもつ場合があるのです。

患者さんの身の回りを清潔に保つ、というと当たり前に聞こえますが、こちらの患者さんからあちらの患者さんへ、と忙しく飛び回る看護師が、花粉を運ぶ蝶のように(というとなんだか美しいですがtulip)菌を運んでしまう・・・なんてことがあってはいけないわけで・・・

と、いうことで。

今回は3階の師長さんが感染予防についてレクチャーしてくれました。

病棟に行く前に、「しっかり手が洗えているかな?」と、機械を使ってチェック。

蛍光素材のクリームを手に塗り、それぞれのやり方で手を洗ってから、特殊な光線に手をあてると・・・

shockげげげ!

指の股や、手首付近、つめの周りなど、クリームが残って不気味に光っています・・・

泡立てて、かなりしっかり洗ったのになあ・・・

こまめな手洗いはもちろんですが、患者さんが変わる毎の手指のアルコール消毒、使い捨てエプロンの使用などで、看護師は「菌の媒体」とならないように注意しているんですね。

高校生ボランティアの方にはいつも足浴をしてもらっていますが、今回はベッドの策や小灯台をピッカピカにしてもらいました!!

病室を殺菌bombして回りながら、患者さんとおしゃべりていて、とーっても楽しそうでしたよhappy02

次回は、11月14日(土)9:30~12:30です。ミニ講座は「食事介助」について4階の看護師がレクチャーします!

興味のある方、どしどしお問い合わせくださいね~♪♪♪

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