卒2年目研修を通して~普段は聞けなかった患者さんの背景~

代々木病院の病棟NS Nさんから、研修を通して学んだ看護の魅力についてお聞きしました☆

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TMR 卒後2年目NSの研修の内容は、患者さんの年表を作成し、生まれてから、どのように育ち、

今後はどのようになっていきたいかお話を伺い、患者さんの思いに寄り添うというものでした。

私が話を聞かせて頂いたのは、51歳の女性で、幼稚園の副園長としてバリバリ働いていたのですが、

脳梗塞を発症し、左片麻痺になってしまった方でした。全介助が必要です。

患者さんは言葉が上手く話せないこともあり、絵や身振りを交えてコミュニケーションをとりました。

「言いたいことが伝わらない」「やりたいことができない」「早く仕事に戻りたい」など、

くやしい思いや、あせる気持を聞き、伝えられないもどかしさがストレスのひとつになっていると感じました。

又、患者さんの年表を作成する過程を通して、とても頭がよく、優しい性格から人望も厚く、

旅行好きでスポーティな、セレブな生活を送っていた事などを知りました。

患者さんの思いを聞くことで、患者さんとの距離がちぢまり、

もっと患者さんの生きてきた背景を尊重した対応を心がけないといけないと思いました。

普段は忙しくてここまでゆっくり関われなかったのですが、研修を通して良い学びの機会になりました。

今後も患者さんの気持に寄り添い、優しさあふれる看護を実践していこうと思います!

2014年3月

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