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第23回 東葛祭 23期生発表の報告です!

第23回 東葛祭 学びの発表

近頃夕暮れが早くなってきたり、朝晩が肌寒かったりと、夏の終わりを感じる日々になりました。もう秋ですね。

秋といえば、食欲の秋、芸術の秋……色々と活発に動ける季節です。

学生の皆さんは、文化祭や体育祭が開催されるところもあるのではないでしょうか?


今回の看護学生室ブログでは、9月29日・9月30日に行われた東葛看護専門学校の「東葛祭」のレポートです!

9月29日には、学生の学びの発表として、1年生から3年生までが日々の学習の成果を発表します。教員からの発表もありました!

午後からは外部から講師を迎え、講演会です。

まずは学生の学び発表からご紹介と参りましょう。

1年生の基礎看護技術5 食事・睡眠・排泄から、学びの発表がありました。

うんこがでるまで イッテQ!

う、うんこ?! と、びっくりしてしまいましたが、学生はいたって真面目な表情。

(※お食事中の方や苦手な方には申し訳ありません……)


私たちは、毎日食事をし、排泄をします。排泄は体に不要な物、しいて言えば不潔でいらないもの……というとらえ方をしがちですが、学習を通して学生たちはそんなマイナスイメージしかなかった便について、酵素やホルモン、神経の働きが関わって排泄に結びついていることを知りました。その学習の成果を、劇にして発表しました。

美味しそうなハンバーガーが、消化されるまでにどんな働きがあるのか。これから、解明されていきます!

ハンバーガーさん達、消化の旅に行ってらっしゃーい!

 

うんこがでるまで イッテQ!

「え~次は~口腔、口腔に到着いたします」

あれ、車掌さんがいる! 消化の仕組みを列車になぞらえています。いいアイディアですね!

「口から摂取した食物は、口腔、胃、小腸を進む間に消化されて栄養素が吸収されるのです」

ふんふん、なるほど。学生扮する先生たちの解説が随所に入ります。

「私、炭水化物でーす」「私は脂質!」「私はたんぱく質!」

食物は分解されて、栄養素になっていきます。体に吸収されやすいように小さく分解されていきます。

消化器官の代表格、胃に到着した食べ物は、胃液と混ぜ合わされて約4時間貯蔵されます。食べ物が腐らないように、強酸性の胃液で消毒と殺菌を繰り返します。その後、小腸に送られます。

十二指腸に到着しました。

最初に炭水化物、たんぱく質、脂質だった物質達は、どんどん分解されていきます。

「私はリパーゼ!」「アミノペプチターゼ!」「ラクターゼ!」「マルターゼ!」「スクラーゼ!」

戦隊ものみたいにキメた皆さんは小腸で分泌される酵素たち。お揃いのリボンがかわいいです。

小腸には分節運動、振子運動、蠕動運動があり、内容物を細く絞ったり、中身が混ぜ合わさったり、内容物の移動を担当します。

また絨毛があり、吸収効率を高めるために都合のよい仕組みとなっています。絨毛は毛細血管や毛細リンパ管で吸収した栄養素を門脈から肝臓へ運ぶ重要な役割を果たしています。

こうして、食物として口に入った食べ物は細かく分解されて、毛細血管から栄養素が体に吸収されていきます。

長旅を経て、大腸までやってきました。

……あれ? 栄養素はすべて吸収されたはずなのに、何が残っているのでしょう?

先生ー教えてください!

「食物繊維は、ヒトには消化酵素がないため摂取しても消化・吸収されずに消化管を通過して排泄されます」


ということは、食物繊維などがうんことして排泄されるわけですね!

大腸では、小腸で吸収された残りの物質から水分を吸収して、蠕動運動により便を形成し排出する役割を持っています。

食物繊維は腸管刺激(便通促進)作用や、水分保持による排便促進作用、コレステロール低下作用が期待されます。

「この先~、大きく揺れますので~ご注意ください~」

車掌さんの案内に笑いが起きます。

大便を出す準備ができると、大脳皮質からの抑制がなくなります。直腸の伸展による刺激を受けて、骨盤内蔵神経を介して直腸の収縮・内肛門括約筋の弛緩が生じます。

その後、外肛門括約筋が一時的に我慢します。「出そう!」という意思により、陰部神経を介して弛緩が起きます。息を吸い、腹筋に力を入れると更に促進されます。

とうとう、肛門に到着しました!


「本日は~ご乗車ありがとうございました~ まもなく、肛門、肛門、終点です~」


劇もクライマックスを迎えます!

出たー!

長旅もついに終わり、排泄も無事終了! というところで、大団円を迎えました!

拍手、拍手~!

 

劇を終えて学生たちのまとめ

いかがでしたか?


学生のまとめでは、便は汚い、臭い、不要な物といったマイナスイメージしか持っていなかったけれど、学習を深めるごとに理解が変わっていったとのことでした。

消化器官をはじめとする消化に関わる感覚器や神経、ホルモン、酵素などの巧妙な働き、栄養素として体に吸収されるために食物を細かく分解していることを知り、もっと知りたいと思いました。また、排泄としての意識が変わり、体調を知るために便の確認をするようになりました。正常な便の状態を知ったことによって、自分や患者さんの身体の状態に気づけることを学ぶことができました。

観覧していた高学年からは劇への労いや、復習に役立ったこと、また入学して半年ほどとは思えない完成度との意見がありました。

 
排便は健康のバロメーターとも言います。また、動物の堆肥は畑の栄養になります。不要な物、不潔な物……というイメージは付きまといますが、健康を表してくれる大切な存在ともいえるわけです!

自分の体調管理ももちろんですが、将来患者さんについたとき、患者さんの容態を見つめる一つの手段として役立てていけるといいですね!

 
学生さんの熱演に押されすっかり見入ってしまった筆者です。とても楽しく、学習させていただきました。

これからは、トイレに行くたびこの劇を思い出しそうです!

 

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