きんいかいでは、訪問看護師の受け入れは一定の
経験を積んだ、「いわゆるベテラン看護師」が
中心で、一人で患者さん宅へ行って観察やケアが
出来るには、ある程度の経験が必要なのではないか
と思っていました。
なので卒後4年目までは訪問看護の受けを入れを
おこなっていない状況でした。
今回初の3年目職員の受け入れ。
楽しみの反面、一人前の訪問看護師に育てられるか
戸惑いもありましたが主任を中心に、面接を通じて
技術確認や訪問業務の振り返りを行いながら、同行
訪問からスタートし段階的に支援してきました。
今では積極的に地域の関係職種とも連携し、カン
ファレンスでも旺盛に発言しています。
昨年度末には事例を通じて多方面に発信でき、
他職種連携カンファレンスを先輩看護師のアシスト
も受けながら組織し、訪問看護の立場から情報提供
することも経験できました。
1年を経た彼女はなんともたくましく成長しています。
~昼休みのミニ学習会の様子です~
1年間の振り返りの面接では、訪問看護ならではの
利用者のとらえ方に気づき、
こうしなきゃいけない
こうじゃなきゃいけない
という気持ちが抜けてきた
という言葉もきかれ、固定観念にとらわれない、
対象にあわせた柔軟な視点が身についているの
が分かりました。
感性豊かな彼女の視点や感じ方が、利用者さんの
情報共有に大いに役立てられています。
Aさんを迎えたことにより、職員たちも彼女のサポート
を通じて、学習したり、新たな気付きを得たりすること
が沢山ありました。
「育ちあいの職場」として、パワーアップしたようにも
思います。
これからも、育成プログラムの充実を図っていきたいです。
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