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代々木病院【回復期リハビリテーション病棟】

学生さんが、実習にきました

代々木病院4F、回復期リハビリテーション病棟です。 
先日、東葛看護専門学校の3年生の総合実習があり、4名の学生さんが来てくれました。 


今回は学生Bさんの事例を紹介します。 

学生さんが、実習にきました

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Bさんが受け持った患者さんは60代男性Cさん。


動脈硬化症・糖尿病で左の下腿(膝から下)を全医で切断手術後リハビリ目的で入院されました。 
車いす生活での一人暮らしをめざしています。 


これからの生活で問題となることは、日常生活はもとより、内服・食事の自己管理・・・・・。 
前医からは、内服の自己中断が今回の切断に至った原因のひとつと申し送りがありました。 
糖尿病があり食事を適切に摂りながらきちんと薬を飲むことが大切です。 


Bさんは、Cさんの生い立ちから入院前の家での生活を聞きとることで、重大な情報を知ることになりました。 
家では2食しか摂取出来ていなかったのです。 
そのため、病院食より500キロカロリーも少ない食生活で、このまま退院すると低血糖で体調を崩したり、再び内服の自己中断にもつながることが予想されました。 


適切なカロリーを摂取するために、Bさんの生活スタイルの中で何ができるか、どうお伝えすれば長く続けられるか・・・Cさんと一緒に考えました。 
長く続けてもらうために、「病気のことや、薬のことを正しく知ってもらおう!!」と考え、パンフレットを作成しました。 
薬の効果もひとつひとつパンフレットに載せ、食事も手をかけずに3食摂ってもらえるように、カロリーを一覧表にしながら伝えました。 


その結果、Cさんから「そうか、ありがとう」との言葉をいただきました。 



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患者さんの病気や症状はもちろん、生活スタイルはそれぞれ違います。


退院支援はしっかりと“そのひと”を理解した上で実践しなければならないと私たちも改めて実感することができた体験でした。 


これこそが、臨床指導をしている喜び・・・・! 



またの実習を楽しみに

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