代々木病院の病棟で勤務する2年目看護師です。
1年目は慣れない業務をこなすことに精一杯でした。
2年目になり少しずつ心にゆとりができ、
受け持ちの患者さまをもち他職種と関わる機会も増え、
1年目より視野が広がり、日々新しいことを学んでい
ます。
そんな中、入院されていた患者さまの自宅に訪
問させていただくことになりました。患者さまが
今どのような生活をしているのか等いろんなこと
を考え病棟の先輩看護師とともに向かいました。
久しぶりにお会いした患者さまは、入院中の時
と変わらず元気で、ADL(日常生活で普通にし
ている行動)もほぼ変わらずに維持されていまし
た。入院されていたことは覚えていませんでした
が、「来てくれてありがとう」と笑顔で言って下
さりとても嬉しかったです。介護者の息子さんか
らも、家での生活やサービスの利用状況、生活で
困っていること等の話をうかがい、情報の提供を
行ったりしました。
今回退院後訪問をしてみて、「住み慣れた自宅
で生活できる」ことが患者さまのQOL(生活の
質)の向上に繋がっているということを自分の目
で確認できました。患者さまも入院中の時に比べ
生き生きしているように感じました。また、退院
後の患者さまと家族の様子をみることで、入院時
の病棟での取り組みの振り返りができることもわ
かりました。
患者さまが望むゴールに向け、他職種と連携し
て支援の方向性を明らかにし、看護する大切さを
改めて感じました。学んだことを病棟で生かした
いです。(N)
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