出会いと別れの季節です・・・
3月8日(土)に東葛看護学校の卒業式に参列しました。
勤医会の奨学生の皆さんもいよいよ卒業です。
在校生、保護者の方、先生方、来賓の方々が見守るなか
卒業生の入場です!!
卒業証書授与
続いて卒業証書授与です。
担任の先生が卒業生一人一人の実習での学びを振り返り、メッセージを読み上げます。
校長先生が卒業証書を授与します。
理事長からのお祝いの言葉
理事長からのお祝いの言葉の一部をご紹介します。
批判ばかりされた子どもは 非難することをおぼえる
殴られて大きくなった子どもは 力にたよることをおぼえる
安心を経験した子どもは 信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは
世界中の愛情を 感じ取ることをおぼえる
スウェーデンの中学校の教科書の詩だそうです。
全文ではないので気になる方は調べてみて下さいね♪
「子ども」という言葉を「患者さん」に置き換えても考える事ができるとお話しされていました。
在校生からの贈る言葉
次は学生自治会長からの言葉です。こちらも一部をご紹介します。
この学校に入学し、自治会役員になった時、3年生たちはアルバイト実態調査をし、
給付型奨学金制定の陳情に向けて活動を進めていました。
そして昨年7月に流山市役所に給付型奨学金制度の制定を求める陳情書を提出しました。
3年生と一緒に取り組んできた自治会での活動が繋がり、
看護師は知識や技術のみならず、
社会をみる広い視野が必要だと実感するようになりました。
3年生のみなさんから学んできたことを力にし、
やがて医療の現場で一緒に患者さんの元へ行ける日を楽しみにしています。
卒業生の決意表明
卒業生皆で考えた決意文の発表です。
交流研修・基礎実習・生命活動・各論実習(外科・小児・精神・母性)・
地域フィールド(農業・原発・平和・建設・町工場・雇用・教育)・
老年実習・研修旅行・総合実習・総合実習・卒業研究等、
実際に受け持った患者さんや、訪問先で学んだことを振り返った上で
私たちは人権擁護の立場に立つ看護師として、
「病気や障害の有無に関わらず、誰もが平等に自分らしく生きることができる社会」を目指し、
「患者さんの立場に立ち、患者さんとともに闘う看護」を
今後も追及していく事を決意します。
と、締めくくりました。
贈る歌
卒業生在校生がそれぞれ歌を歌います。
ピアノの伴奏と指揮も学生が担当しました。
拍手で退場
それぞれのスタート地点へ!
卒業生の中には高校生の1日看護師体験の時から関わりのある方もいて、
大きく成長した姿を見て目頭が熱くなってしまいました。
入学してから3年…
次の春からはいよいよ看護師として、それぞれの職場で奮闘していくことでしょう。
看護の現場は、命の現場です。
きっと楽しいこと、嬉しいことばかりではないと思います。
もし、つまずいた時には、支えてくれた患者さんや皆のことを思い出して、
また一歩踏み出せるように・・・。
そんな力が、この東葛看護専門学校で培われたのだろうと、決意文を聞いて感じました。