9月に入り、少しずつ秋の気配が感じられるようになりました。
昼は蝉が鳴いても、夜に鈴虫の声が……夏も終わりですね。
9/9に奨学生ミーティングが開催されました。今回はそのご報告をしたいと思います。
7月~8月にかけて、様々な場所にフィールドワークで出かけた学生は、一枚の模造紙に学習してきたことをまとめました。今回はみんなの前で、その発表を行ないます。
1班から順番に……というと不公平かな? ということで、じゃんけんで勝った順に発表することになりました。
今回は、「第五福竜丸展示館」「国立ハンセン病資料館」「被爆者の声を受け継ぐ映画祭」「新宿ごはんプラスボランティア」にそれぞれ行ってきた皆さんからの発表です。
「第五福竜丸展示館」に行ってきたA-4班。
じゃんけんに勝ったのに、トップバッター……
模造紙2枚分の力作です
「国立ハンセン病資料館」へ行ってきたA-2班。
班員全員参加! でしたが、発表は男性陣が力を発揮して?! 頑張りました。
質問が出たりもしました。
「被爆者の声を受け継ぐ映画祭」に行ってきたA-2班。
班員から2名、NEF実行委員が出ているため、2名で頑張って発表してくれました!
7月1日に開催された「新宿ごはんプラス」のボランティア活動に参加したA-5班。
相談に来た方の病状なども発表に盛り込まれていました。
最後は、A-6班。8月5日に行われた「新宿ごはんプラス」の発表です。
この日は容態の悪化が懸念された為、代々木病院に搬送されることになった方がいました。
臨場感のある報告となりました。
今年から初めて開催したフィールドワーク。
普段、学校の座学では学べないような事をテーマに取り入れていきたいと考えていました。
今現在日本は平和に過ごせる国ですが、ここ最近きな臭いニュースも飛び込んでくることが多くなってきました。
そんな時に、過去にあった原爆・水爆被害や、人を差別する行為がどんな歴史を生み出してきたのか。現在も、私たちが平常な一日を過ごす傍らで貧困に苦しむ人もいるという現実。
過去を知ることによって今私たちにできることは何なのか、平和な世の中って何だろう……?
そんなことに目を向けていただく機会になればなによりだと思います。
東京勤労者医療会の奨学生活動を今後も盛り上げていきたいと思います。
緊張しながら、照れながら(?)発表してくれた学生の皆さん、お疲れ様でした。
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