前回の続きです。
続いては体験です。
さっそく車いすバスケットボール用の車いすに乗ってみました。
・日常生活用の車いすに比べ軽い。
・ブレーキがない。
・後ろに倒れない様に小さなタイヤが付いている。
・方向転換が少ない力で行え、小回りがきく。
・タイヤが地面に対して斜めについているため、
平面では漕ぎやすく、傾斜のついた場所は漕ぎにくい。
・背もたれが低く、長時間座るには向かない。
といった特徴が ありました!
続いては高齢者体験です。
準備されているものを装着していきます。
奥が妊婦体験用グッズ
手前が高齢者体験用グッズです。
手足に重り→動かしづらい。関節が曲げられない。
ゴーグル→視界が白っぽくなり、視野が狭くなる。
ヘッドホン→耳が聞こえづらくなる。
この状態で階段、スロープなどを歩きます。
重りをお腹につけてエプロンを付けます。
男性の学生からは
「妊娠を経験することができないので貴重な体験になった」
という声が聞かれました。
実際に自分の身に起こってみないと
分からない事はたくさんありますよね。
疑似体験を通して、少しでも
車いすに乗る方、
ご高齢の方、
妊娠している方の気持ちを考えられると、
自分がこれからどんな対応をしたら良いか
また違った視点で考えられそうです。
ボッチャって知ってますか?
ボッチャは、ヨーロッパで生まれた
重度脳性麻痺者もしくは
同程度の四肢重度機能障がい者のために
考案されたスポーツで、パラリンピックの正式種目です。
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、
赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを、
投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして
いかに近づけるかを競います。
老若男女、障がいの有無問わず、誰もが楽しめるスポーツです。
次回は10月に看護講座、
11月にNEFを予定しています。
体調を崩さないように実りの秋を迎えたいものです。
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