3月15日(土)2013年度看護介護活動交流集会が、千葉県流山の東葛看護専門学校で開催されました。初めは2月8日の予定でしたが、大雪のためこの日に変更となりました。講演は講師との日程調整がかなわず、残念ながら中止となりました。急な日程変更にもかかわらず96名の方の参加がありました。
今回も例年同様に東葛病院を中心とする東葛地域、代々木病院を中心とする千駄ヶ谷地域、みさと協立病院を中心とする三鄕地域による、それぞれのプレ看活研から選ばれた25演題(2演題は文書報告)が集まり、分科会は8演題ずつの3つの分科会に分かれて行いました。「患者参加型のとりくみ」「個別性を重視した基本的生活行動への応援」「安全・安楽をふまえた看護・介護実践」「患者さんやご家族の要求を引き出す信頼関係の構築」「健康権を守る看護・介護」など、まさに民医連看護・介護ならではの各職場での奮闘ぶりがうかがえる内容で、フロアからも活発な意見交換が行われました。
しなやかにたたかう情勢
特に親を失ったCちゃんに寄り添った、「グリーフケアはじめました~予後悲観を支える訪問看護師の役割とは」たんぽぽ訪問看護ステーション。「息子介護者への援助 終末期の母と未婚息子の愛を尊重して」わかくさ訪問看護など、患者・利用者・家族に寄り添った感動的な症例がいくつも報告されました。まとめの挨拶にたった大谷看護部長は「人間の可能性を通じて成長する看護・介護実践が交流された。厳しい医療情勢だが、今、私たちはしなやかにたたかう情勢」と話しました。
今回の活動交流集会での学びを糧に、引き続き民医連看護の「3つの視点」「4つの優点」を基本に「人間らしくその人らしく生きていくこと」を援助する看護をすすめたいと考えています。
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