東京勤労者医療会看護部
  • 看護部について
  • 看護学生の方
  • 資格をお持ちの方
  • 職場紹介
  • 先輩紹介
  • 採用情報
  • ホーム
  • 第111回 流しソーメン復活!!

第111回 流しソーメン復活!!

みさと協立病院 2北病棟 大村有紀

2014年7月8日、みさと協立病院精神科病棟で十数年ぶりにソーメンが流れた!!
きっかけは七夕。精神科病棟では、クリスマスや初詣、豆まき、ひな祭り、お花見、などなど季節に応じた行事を実施している。6月の初め頃、「今年もそろそろ七夕の季節だね、流しソーメンやってみたいねぇ」とのスタッフのつぶやきが、今年はついに「うちに流しソーメンセットあるよ」の一言で実現することになった。

流しソーメンの話題でもちきりに

季節行事は企画の段階から入院患者さんと一緒に考えることもあるが、今回はスタッフ側から「流しソーメン大会などどうでしょう!」と提案した。患者さんの反応は上々で、「道具はどうするの?」「どこでやるの?」「水はどうするの?」などの声が次々と上がった。

 

また、「ソーメンと一緒に何を流したいか?」と提起すると、「みかん」「サクランボ」「スイカ」「俺は透析で果物ダメだから、ところてんがいい!」などの意見が寄せられた。
患者さんたちに提起してから当日までの約1ヵ月、病棟は流しソーメンの話題で持ちきりとなった。患者さんからは、「食べられるかしら……」と心配する方、賑やかなのは好きじゃないと言われる方、すごく楽しみという方など、反応はいろいろだった。
スタッフも楽しみであり、あまり賑やかになり過ぎると精神症状が悪くなる人もいるのではと心配したり、当日うまく進行できるか不安だという声が聞かれた。

流しソーメンの話題でもちきりに

朝からそわそわ…

当日は朝からみんなそわそわしていた。「何時から始めるの?」「どれくらいソーメン買ってきたの?」「流す係じゃないけど流してもいいかな?」「つかめるかしら?」などと話していた。
午後、女性陣を中心にソーメンをゆで、男性陣は会場づくりをした。栄養課からも手伝いに来てくれた。「じゃぁ始めるよ~!」の声に、箸とお椀をしっかりと持ってスタートした。

流しソーメン大会、大成功!

普段は食事が摂れない方が「おいしい! おいしい!」と一人前以上食べたり、患者さん同士で、遅れてきた方やなかなか自分でソーメンを取りに行けない方の代わりにお箸を渡したり、薬味を勧めたり、ソーメンを取ってきたりと、声をかけ合ったり、気遣いをし合ったりしていた。「ここなら取りやすいよ」とザルからすくいあげる人たちもいた。笑顔があふれ、楽しい時間が流れていた。
この流しソーメン大会をきっかけに、患者さんたちの間でおしゃべりが増えたり、役割を果たして達成感を得られたり、退院に向けて楽しい思い出ができたりとさまざまな変化が見られた。スタッフ間では他職種との交流もでき、大成功の流しソーメン企画となった。

一覧に戻る

東京勤労者医療会について

東京勤労者医療会は、東京都・千葉県・埼玉県の3つの病院を中心に、診療所、訪問看護ステーションなどで、急性期から精神・リハビリ・在宅まで、患者さんの療養を支えています。

勤労者医療会の看護部の活動・取り組み、最新情報については以下よりご確認ください

看護学生の方へ
資格をお持ちの方へ
高校生の方へ

更新情報

お問い合せ

看護学生室へお問い合せ下さい。
中途の方は「中途の採用担当者お願いします」とお伝えください。

TEL:04-7197-6825

お問い合せ

勤労者医療会
看護専門学校のご紹介

東葛看護専門学校バナー

東葛看護専門学校はこちら


PAGETOP

病院見学会受付中

資料請求はこちら