最近、よく見かける光景があります。それは公園で
小学生くらいの子供たちがスマホゲーム機に夢中に
なっている姿です。
1人に1台ゲーム機があるのが当たり前の今、珍し
い光景でないのかもしれませんね。
20年以上前、私の娘がまだ小学生だった頃、まだ
ゲーム機はそれ程まで普及しておらず、遊ぶと言った
ら外で日没までめいっぱい体を動かして遊んでいた
ものです。そんな遊びの中、近所の木の工房をして
いるおじいさんの家に娘は遊びに行くことが大好き
でした。そのおじいさんは近所でも有名な人で、子
ども好きな、誰からも愛される人でした。娘はおじ
いさんとおしゃべりをしたり、木で工作をしては楽
しそうに過ごしていました。そこでは学校とはまた
違う、人と人の繋がりや温かさを学べていたのでは
ないかと感じています。
物騒なことが多い現代、このようなおじいさんが
いたら警戒してしまうのかもしれませんね。時代の
流れと言ってしまえばそれまでです。しかし、こう
いった学校以外の第二の学び場となる場所が今は少
ないのかもしれませんね。公園でゲーム機を必死に
見つめる子供たちを見ながら少し考えてしまいまし
た。
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