4階病棟で勤務している2年目の看護師です。
初めて在宅支援をした患者さんについて紹介します。
A氏80歳代女性、病名は右大腿骨転子部骨折。以前に
も脳梗塞後のリハビリで入院されていました。
自宅で息子さんと生活しています。入院中、車椅子へ
の移乗・移動は全介助でした。
面談にて患者さんの願いである自宅に帰れることに
なり、少しでも息子さんの負担が軽くなるように目標
を”スライディングボードを使用して車椅子への移乗が
行えること”とし、移乗方法を統一しました。しかし
息子さんに退院前に使用して頂くにも、忙しくメール
でしか連絡が取れないため、メディカルソーシャルワ
ーカー(以下、MSW)を通して連絡を取り、リハビ
リのスタッフより写真付資料を添えて指導し、自宅に
退院しました。
病棟スタッフとセラピストやMSWとの他職種での
連携があり、「家に帰りたい」というA氏の願いに寄
り添うことができました。日々忙しい中でも患者さん
の願いを第一に看護できるようこれからも頑張ってい
きます。 (A)
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